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ケースで考える情報社会 ―これからの情報倫理とリテラシー―
大島武・畠田幸恵・山口憲二 編著/四六判/200頁
 進歩の目覚ましい情報ネットワーク社会はその利便性に附随して、さまざまな問題をかかえています。それに伴い、「情報」という学問が体系化してきたのは既に周知のことであると思います。
 本書は、「情報ネットワーク社会の中で他人の権利を侵すことなく快適に過ごすためにはどのようにしたらいいのか」というテーマで企画し、ネット社会の技術や倫理、そして法規制を学ぶための入門書として、大学・短期大学・専門学校・高等学校の授業や企業研修など、幅広い利用を想定しています。
 最大の特徴は、章ごとにケーススタディというコラムを設けた点です。電子情報漏えい問題や、ネット上の著作権問題など、実例を中心にまとめ、読者が受け身になることなく、それらの問題について考える材料を提供しました。
目次
はじめに

第1章 インターネット
1.インターネットとは
2.「情報」の特性
3.インターネットの光と影
資料  「インターネット関連データ」
case study  「東芝HP事件」「2ちゃんねる中毒」



第2章 ネット利用のマナー
1.ネチケットを考える
2.電子メール利用上の注意点
3.公的立場と私的立場のけじめ
資料  「機種依存文字の例」
    「ビジネス電子メールの書式例」
case study 「会社による社員の電子メール傍受」
    「電子メールによる行き違い」


第3章個人情報とプライバシー
1.プライバシー権とは
2.プライバシー権の歴史
3.表現の自由とプライバシー権
4.変わってきたプライバシー権の意味
5.個人情報保護への取り組み 56
6.個人情報保護とプライバシーの今後
資料 「個人情報ファイルの保有状況」
「個人情報保護基本法制に関する大綱(概要)」
case study 「流出した個人情報」
        「住基ネットとプライバシー」


第4章 電子商取引
1.ビジネスと情報
2.電子商取引の概要
3.電子商取引の現状
4.電子商取引の進化
5.電子商取引の課題
資料  「電子マネーの概要」
    「オンラインマーク(トラストマーク)」
case study 「ヤフーのビジネス」
        「ネットオークションでの詐欺事件」


第5章 知的所有権
1.知的所有権とは
2.著作物と著作権
3.著作権の制限
4.著作権と条約
5.著作権のマーク
6.情報化と著作権
資料  「著作権Q&A」
case study 「ソニーvsユニバーサルシティスタジ オズ」
        「『WinMX』で初めての逮捕者」
       「ミッキーマウスの著作権が延長」


第6章 メディアリテラシー
1.メディアリテラシーとは
2.報道の現場から〜新聞記者の苦悩〜
3.マスメディアの力
4.放送と倫理
5.メディアを見分ける
6.求められる能力
資料 「メディアの取り組み」
case study 「作られた決定的瞬間」
        「政治家の発言と報道」


第7章 ネットワーク不法行為
1.コンピュータウイルス
2.不正アクセス
3.迷惑メール
4.その他のネットワーク不法行為
5.ハッカーを考える
資料 「システムを利用した情報傍受の例 」
case study  「迷惑メールを受け取ったら・・・」
        「『おまえのせいだ!』と言われて」

第8章 情報技術とセキュリティ
1.暗号方式と電子署名
2.ネットワーク管理者の役割
3.ユーザにできるセキュリティ対策
資料 「マイクロソフト社サイト運営に関する声明」
case study 「盗まれたパスワード」
        「セキュリティポリシーで安心?」

第9章 情報倫理とリテラシー
1.情報リテラシーを高める
2.情報社会を支える三本柱
3.終わりに〜情報倫理の形成に向けて〜
資料  「インターネットのルール&マナー集(目次)」
case study 「情報倫理の教育」

本体価格:1,600円+税   


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